一番危惧していたのが、ルイ・ルテリエ監督からジョン・M・チュウ監督に変わった事。
ルイ・ルテリエ監督の映画は好きな作品が多いんですけど、ジョン・M・チュウ監督は何を撮ったのか知らないので調べてみたら、あまり好みじゃないような観ていないタイトルばかりで。
フォーホースメンの紅一点がアイラ・フィッシャーから、リジー・キャプランに。
ヘンリーが脱退した理由もとってつけたようで・・・ヘンリーの方が良かったな～
あとドレイ捜査官も今作は出ていません。

最近流行りの中国資本が入っているのか、あるいは中国市場を見越しての事なのか
映画の大部分がマカオが舞台になっているんですよね。
ストーリーとしての必然性があるなら全然いいと思うんですけど、上記のような理由であれば露骨過ぎて・・・
そのせいなのかわからないですけど、前作にあったようなスタイリッシュさに欠けているような。
そしてある双子が出てくるのですが、唐突過ぎて は？という感じで。
前作からそうだったならともかく突然そういう設定がでてきても安直に思えて冷めてしまい。

そして最後の一番大きなタネ明かしなのですが・・・
それは全然予測つかなかった！と思う一方で、スケールのでかそうな話なのに結局小さい世界でグルグル回ってたんだな～という、なんだか急にショボくなってしまった印象。
前作のあれだけ繰り広げてきたのは何だったのよ！と思えて仕方ないのです。
最後のタネ明かしをどう取るかは人によるのかな～
好きな映画だっただけにウーンという感じで。
一度出来上がった以上は、続編ができたとしてもその設定を引き継いでいかなければならないのがツライですね。
つまらないわけじゃないんですけど、やっちゃったな～という思い。
ただ楽曲は前作同様かっちょいい～。

こちらは前作。


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