普段あんまり動画とか観ないんですけど、何気につらつら観ていると、マイナーだとは思うんですけど、懐かしの「巨神ゴーグ」を見つけました。


一応自分もビデオテープでは全部持っているのですが。


自分は今でこそあんまりアニメとか観る方じゃないんですけど、小学校4年生くらいだった当時、この作品にはかなりの思い入れがありました。


好きで好きで、家族で旅行に出かけた時にこのアニメが観れなくて哀しかったくらい。


確かこの作品の劇中にかかる曲のテープを持っていて、眠りに落ちる時にカセットテープで何度も何度も聞きました。


最終回なんて、テレビから音とってカセットテープに録音しちゃったりしてね。


中学生にして、あの頃が懐かしいとかあの頃はよかったなんて思ったものです。


 


どういう内容かと言うと、世界から消されたとされる島の謎を追い、そこで少年とロボットとの出会いを描いた物語なんですね。


当時乱発していた戦争をテーマにしたロボットアニメとは違い、ロボットアニメ版、冒険ものの未知との遭遇という感じでした。


あしたのジョーとかコミックでは、第3巻までジョーはボクシングをやらないみたいな話を聞いた事があるのですが、これも同様に、普通のロボットなら、登場時の第一話からドンパチやりそうなものですが、第4話までロボットやメカの類が全然出てこないんですよね。


ニューヨークに渡ってそこから島に行くまでのくだりが語られているのです。


少年がゴーグに乗り込んで操るというような話じゃなくて、多少ネタバレになってしまいますけど、自分の意思を持った異性人の遺物なんですよね。


こういうのって、当時の思い出が美化されて面白いと思い込んでいたのかと思うけど、今観ても普通に面白かったりするんですよね。


放送までのプロセスが変わっていて、予め話数が決まっていて開始時にはすでに作品は出来上がっていたそうです。


なので全体的な完成度が高く割りと細部まで書き込まれていたりするんですよね。


動きも脈動的ですしね。


宮崎アニメも、ディズニーアニメもあんまり興味ない自分ですが、この作品はドツボですね。。


 


ワーナーかなんかのアニメで、「アイアンジャイアント」っていう映画があって、これってこれのプロットが、ゴーグに似てない?と思ったのですが、これはこれでなかなか面白かったりするんですよね。


テーマの根幹は一緒だと思うんですけど、でも中身はいかにもアメリカ人らしい視点の作風で味があり面白かったです。