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スター・トレック ナイツ(激ネタバレ)

ちょっと今宵は、映画「スター・トレック」を朝まで語りつくしたいと思います。


ワイングラスの準備はできましたでしょうか。


ちょっと語ろうと思うと、長々なってしまうのでたぶんこんな感じになるかと思われます。


なので、スタートレックをあまり知らない人にとっては、はぁ?となる事請け合いです。


でも、映画自体は、スタートレックを全く知らない人でも楽しめるつくりになってるそうなので一安心です。


バルカンとは何ぞや?とか、惑星連邦とは何ぞやとか、艦隊アカデミーって何とか、カークって誰、スポックって何みたいな事も全部映画で語られているので予備知識なしでも大丈夫かと思われます。


スタートレック入門編という感じでもないですが、一大エンターテイメント的作品になってます。


 


映画「スター・トレック」観ました。スタートレック映画にして第11作目となります。


特にタイトルには、ナンバリングが入ってませんね。


海外ドラマのエイリアスやLOST、映画「クローバーフィールド」でおなじみのJJ・エイブラムスが監督をつとめています。


これは既存のシリーズの続編というよりは、どちらかというと新生スター・トレックという感じです。


これまでの雰囲気とか、話の流れとか一切無視したようなつくりと言っても過言ではありません。


旧来のファンにとっては、カークやスポックなどのおなじみのメンツが揃っているので、なじみ深いところではあると思います。


とは言え、スタートレックの中でもTOS(ザ・オリジナル・シリーズ)が一番観てない作品だったりするんですけどね・・・w


去年、スカパーで放送されていたスタートレック25時間?のTOSをまとめて放送したやつをDVDで録画したものがあったんだけど、予備知識としてなんとかこの映画観るまでには観終えちゃいたいと思っていたんですが、どうやら間に合わなかった・・・


 


とりあえず、映画の感想。


どこの評価を見ても面白いとあり、そしてこれまでの従来のファンでも十分楽しめるという事なので、結構楽しみにしていた。


結果、それは予想以上だった。


冒頭に出てくるネルが指揮をとる星雲(ブラックホール?)から出てくる宇宙船がど迫力。USS.ケルヴィンとの対比でより大きさが強調されている。


これまでに出てきた、ボーグ船より難敵に思える。


船の指揮をまかされた、カークのオヤジ、ジョージ・カーク。


こんな非常時に、ジェームズ・T・カークが生まれていたとは知らなかった。


正史ではないから?


はじめて正式な名前が、ジェームズ・タイベリアス・カークだという事を知った。


ヴァルカンでの数式の授業シーン。クレーターのような半球が無数にある薄暗い巨大なホールのような施設なのだけど、かっちょよすぎる。


スポックの母親、ウェノナ・ライダーが出演してるという事だったけど、ちょい役だったのであまり気づかなかった。


だけど出演シーンが結構いいシーンだったり劇的だったので、割と印象に残る。


コバヤシマルのくだりは、TOS全部観てないのでよくわからなかった。どうやら映画二作目の「カーンの逆襲」かららしい。


それから未来のスポック。というより、こっちが現在のスポックと言った方がいいのかもしれないね。旧来のファンには。


寸前で、一万人ほど救出されたので、ヴァルカンの文化は守られるだろうという事。


オリジナルスポック(レナード・モニイ)が出演するとは聞いてたけど、ファンサービス的にチョイ役で出てるのかと思ってた。


ところがどっこい、かなりがっつり重要な役で出てる。この話の要と言っても過言ではないかもしれない。


だけどこの人の登場によって、はじめてこの話が従来のスタートレックではなく、すでに別の時間軸、別の次元、この世界がパラレルワールドである事を知らされるわけですね。歴史が変わってしまった事によって。


この映画で一番衝撃的だったのは、ヴァルカン星なくなっちゃうの??という事。


スタートレックファンじゃないがゆえに、結構思い切った事をしてくれたもんだな~という感じで。これからどうすんだろという感じ・・・


また未来でのロミュランもブラックホールに吸い込まれなくなってしまったという事。こちらは正史の世界らしいので、あっちの世界のロミュランもなくなってしまったという事はまた話が大きく変わってきてしまいますね。


 


途中カークが規律違反で、スポックから脱出ポッドでエンタープライズを追い出され近くのMクラスの惑星に不時着するのだけど、南極のような氷点下の場所で、逃げ込んだ先の洞穴で未来のスポックと出会ったり、そこで連邦の前哨基地に案内されて、転送の専門家であるスコッティに出会って、ワープ中のエンタープライズに転送して戻るくだりとか、かなり強引なご都合主義を感じてしまった。


まずあれだけの装備で、南極のような場所はなかなか生き延びられないと思うし、バケモノに追いかけられた先に都合よく、洞穴があったり、そこで未来のスポックと運命的な出会いを果たすっていうのは、この地球上で偶然二人が出会う可能性みたい事を考えると、限りなく低いように思える。


まーそこはエンターテイメントに徹してテンポを大事にしたと思われるのだけど。


 


配役については、オリジナルに比べてヤングスポック男前過ぎる。


ヒカル・スールー(ミスターカトー)、中華系の俳優という事らしいけど、オリジナルに比べて全然似てない。オリジナルの濃さに比べて、薄口のフェイスになってる。


しかしスコッティはもっと似てない。なんか性格も全然違うし・・・。あんなひょうひょうとした性格だったのか・・・昔はやせてたという事なのね。


 


製作陣には、スタートレックファンじゃない人、スタートレックはとりあえず観た人、スタートレックのコアなファンと、三者三様の方が揃っていたので、とりあえず従来のスタートレックも楽しめるよう気をつかったとか。


何でもJJ・エイブラムスは特にスタートレックのファンでも何でもないそうで、むしろスターウォーズの方が好きだとか。


だからあそこまで思い切った事ができたのかな~という気がします。


この映画でも、「R2-D2を探せ!」みたいな感じで、こっそりR2-D2をカメオ出演?させているそうです。


ただそうなると、スターウォーズのファンというJJ・エイブラムスが作ったという事は、いつかスターウォーズVSスタートレックみたいな事をやりかねそうで怖い。


パラレルワールド(平行世界)の話にしちゃった時点で、何でもアリになっちゃうと思うし。


これ、どっちのファンでも、それはやめて~という感じだと思うんですけどね。


エイリアンVSプレデターとか、ジェイソンVSフレディとか、そういった感じのものとはまた違うとは思うんですけどね。


ただ正史という事ではなく、ただのお祭り騒ぎの映画として、怖いもの見たさで見てみたくもない事はないかも・・・w


普通にYoutubeとか、スタートレック・ジェネレーションの人たちとスターウォーズの帝国の人たちが戦ってる編集した動画とか普通にあがってますからね。


 


とりあえず従来のスタートレックファンからすると、映画としては面白いんだけど、えーーーこれまでの事なかった事になっちゃうの??と言う感じで複雑。


ヴァルカン星人やロミュラン星人の対立のくだりとか、これまでのスタートレックでも結構語られ続けたので、これで80年前にヴァルカン星やロミュラン星がなくなってしまったとなると、だいぶ話が変わってきてしまう・・・


もし続きが作られるとしたら、今やってるこっちの映画の話が主軸になっていくんでしょうかね~・・・


そうなってくると旧来のファンとしては、なんだか寂しい感じだ。


自分はスタートレックファンとして、おおこういうとこも出してきたかという感じで楽しめる部分があったのだけど、特にスタートレックを全く知らない人にはどう映るかわからない。


ただ、Yahoo!とかの評価を見る限りでは、全然予備知識ない人でも楽しめそうという事らしい。


 


ただ今回の映画は、これまで脳内で補間されてきた映像を完全に描写している。


これまで従来のスタートレックは制作費や予算の関係で、ここはどうなってるの的なところがだいぶはぶかれてきた。


特に必要でない特撮の描写は極力さけられてきた感じがする。


転送装置も、もともとは惑星に船が着陸する描写を避けるために考えられた苦肉の策だそう。それが功を奏したと言えるのかもしれないけど。


実際、艦隊が攻撃されても、船内に火花が散って椅子がこけるくらいだった。


それが内壁が吹っ飛んで、中にいた船員が宇宙空間に放り出され船の壁に衝突するシーンなどがあって、かなりリアルになっている。


本来艦隊船があれば、こういう風になるのではないかという事を映像でガッツリ描かれている。


スターシップなども、これまで宇宙で建造されてきた描写が多かった。ところが今回、USS.エンタープライズが地上で建造されていてその巨大さを物語っていた。


実際、人間の手作業で溶接するシーンなどがあったり、製造の過程が生々しく描かれていたりする。


これだけ巨大な船を作れるテクノロジーがあるのに、作成方法は意外と原始的なのねと思ったりもしたのだけど・・・w


そして、宇宙艦隊の拠点がサンフランシスコにあるのだけど、そこで小型船が出て行く風景とか、背景になじんで実際の風景のようで違和感がなかった。


本当に未来ではこういう世界があるんじゃないかと思わされるくらいの描写だった。


これまで言ったくだりは、本来トレッキーであれば、あのしょぼいセットの映像を全て脳内で補間されてきた部分だった。


本来であれば、ここはこういう風景なのだろうという事を。それを実際の映像として見せてくれた事は、ただそれだけでも頭の下がる思いでもある。


 


スタートレックと言えば、SFというくくりのヒューマンドラマだと思っていた。


確かに今回、迫力のあるVFXやアクションシーンがふんだんに盛り込まれた一大エンターテイメント作品には仕上がっているのだけど、基本ヒューマンドラマであるという軸は全くブレていないと思う。


命をかけて船員を救い、最期の瞬間に息子に思いを託すジェームズ・T・カーク誕生のシーン。


生きる目的を持たずただ悶々と過ごす若き日のカーク。次第に仕官として目覚めていくカーク。


なりふりかまわないやり方で自由奔放なカークと、論理や規律を重んじるスポックが疎ましく思う二人の確執。


地球人とヴァルカン人のハーフである事にアイデンティティを求めて苦悩する幼きスポックが、父親に何故地球人なんかと結婚したのかと問いかける。


「大使である私が、地球人を知るためには最も合理的な行為だ」と論理に基づいたもっともらしい言い訳をするサレク。


しかし最後の方では「お前の母親を愛していたからだ」と、論理を否定し感情に基づいた行為である事を認めるサレク。


船を降りたスポックが父親の後ろ姿を見かけ、呼び止める。しかし振り向くとそこには、未来のスポックが。


すぐにそれが未来の自分自身である事を悟る。何故、自分の正体を隠してまでカークには打ち明けたのかと問うシーン。


そして最後のエンドロールに、「宇宙、それは最後のフロンティア」というおなじみのナレーションが入り、かつてのスタートレックのテーマ曲が流れてくるシーン。


これまでスタートレックを観てきた人間には、ちょっとそこでは危うくうっかり泣きそうになる。映画館が暗くてよかったぜ。


たぶん、TOSをリアルタイムで観ていた上の世代ならもっとぐっと来るんじゃないだろうか。


 


とりあえず、いろいろ思うところはあるのだけど、スタートレックが従来のファンしかどんどんついていけなくなり、先細りになって次回作も作られるかどうかわからないような状態で、このような起死回生の一発で、また改めて従来のファン含めて、一般層にスタートレックを広めた手腕は感嘆する思い。


従来のスタートレックの映画にはなしえなかった事だから。その点だけでも、賞賛に値すると思う。


久しぶりに映画のパンフレットまで買ってしまった。


 


スター・トレック

スカパーのスーパドラマTVでは、毎年ちょくちょく「スタートレックまるごと○○時間」みたいな企画をやってるんですよね。


○○の部分はその時によって違うんですけど、たいていは24時間だったり。ぶっつづけで放映したりします。


そして今年はこの時期、5月23日24日に正午からはじまるようです。


今年は確か冬くらいに、スタートレックの元祖であるザ・オリジナル・シリーズ(TOS)のデジタルリマスターがすでにやってたと思うんですけど、何でまたこの時期に?と思っていたのですが、どうやら「スター・トレック」の映画の公開に合わせてという事なんでしょうね。


 


日本だとスタートレックと言うと、かなりマイナーな存在だと思います。


スターウォーズを知っていても、スタートレックだと名前くらいしか聞いた事がないという人がほとんどじゃないでしょうか。


スタートレックを知らない方に簡潔に説明しますと、1967年にはじまったテレビドラマシリーズで、現在までに全5作品作られています。(アニメ版を入れたら6作?)


そして映画の方ではすでに10作品作られていて今回の映画は、11作目に当たるようです。


これまでのシリーズでは22~24世紀の未来の宇宙を描いたSFドラマです。


スターウォーズのような派手なドンパチや活劇はほとんどありません。


最近でこそそうでもないですけど、見た目は地味だしセットもしょぼいし、派手なアクションもありません。


時には外交や戦争や差別や貧困をSFを通して描いた人間ドラマです。


日本でこそマイナーですが、アメリカでは国民的SFドラマだそうです。たぶん。


元祖のTOSのシリーズのファンをトレッキーと言い、新しい世代のTGS以降のファンをトレッカーというそうです。自分もよくわからないけど、なんだかややこしい。日本で言うガンダムファンみたいもんだと思います。


ちなみに自分は後者のトレッカーの方だと思います。


 


スタートレックにハマりだしたのは、地上波の深夜放送でひっそりやっていたのをたまたま観かけたんですよね。


その時のやつが、たまたま面白くて。


ピカード艦長のザ・ネクストジェネレーション(TNG)のやつで、ピカード艦長がかつて酒場の喧嘩の仲裁に入った時に胸を指されそれ以来人工心臓で ある事で無茶な性格が災いしたのをちょっと後悔して、その時に現れたQ(神様のような能力を持つ宇宙の生命体)が、ピカードの人生の分岐点に送り込むんで すよね。


その時に戻されて無茶をせず、刺される事もなく安定した人生を送ります。


しかし今とは違い艦長というポストではなく、そこそこの科学仕官のポストになっていて何か物足りなさを感じてしまいます。


そして再び今の世界に戻されるのですが、何かを恐れていては新しい発見など得られないみたいな教訓めいた事をQに言われるのです。


細部は違ったかもしれないけど、おぼろげながらこんな感じの話だったと思います。


その時から、なんかセットはしょぼいし、キャストはコスプレにしか観えないけど、なんだか面白いな~これと思いそれから観続けています。


そもそもスカパーに入ったのも、このスタートレックのシリーズが観たくてという事でした。


一応、地上波でもやっていたのですが地方によってはまちまちで放送時間もド深夜という感じだったんですよね。


しかもシリーズによっては全く放映されなかったり。


夜な夜なビデオ録画してたのは大変だったな~当時・・・


 


今回の映画「スター・トレック」はスターとトレックの間に「・」が入るんですね。


なんだかつのだ☆ひろみたいだ。タイトルにはナンバリングが入っていないようです。


映画監督は、LOSTなどでおなじみのJJ・エイブラムス監督のようです。


でもこの監督、あまりスタートレックファンでもなくてあまり知らないとか。


逆にそれがよかったのか、今回はスタートレックを全く知らくても楽しめるような感じになっているそうで、概ね好評なようです。


従来のファンとしてはその辺そどうなのかなと不安だったんですが、評価を見る限りではこれまでのファンも楽しめるような作りになっているようです。


23世紀を舞台にした、TOSベースのカーク船長たちがいかにしてエンタープライズの船長になったかというような、スタートレック前夜的なお話になっている模様です。


これまでとは違い、派手なCGや派手なアクションがあるようですね。


今から楽しみであります。


 


 




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